あの言葉のおかげで、私は頑張ろうと決めた。

それを言ったのが、海斗くんだったなんて…

飛行機の中で、綾子さんが言った言葉も納得がいく。

そうだとしたら…

私は名前も知らない時から、海斗くんに惹かれていた事になる。

嬉しくなって、海斗くんの胸に顔を埋めた。