「うんん。食べる」

と言ってタコライス一口。

「美味しい」

「良かった。早く食べないと、ぜんざい溶けちゃうわよ?」

「うん」

海斗くんの方を見ないようにして、真っ赤になりながら、タコライスを食べた。

店内が少し薄暗かったので、助かったのかも。

ぜんざいも食べ終わった頃、海斗くんがまたトレイを持って来て、テーブルの上に置いた。