「これと同じだよ。莉奈が付けた印なら一生、残っても構わない」 「…海斗くん」 「俺は莉奈だけだから、これからも」 その言葉が嬉しくて、海斗くんの胸に顔を埋めた。 「…私も海斗くんだけだよ。 初めて逢った日から、海斗くんに惹かれてた」 「え?」 「海斗くんの笑顔にドキドキして、離れなかったの…」 「嬉しい」 と言って私を抱きしめた。