「好きだ」 何回も“好き”と言って、同じようにキスをくれる。 「…私も海斗くんが好きだよ」 そっと右手で海斗くんの頬を触る。 「もっとキスして?」 「莉奈が望むなら何回でも」 ずっと莉奈に触れたかった」 ニコッと微笑む海斗くん。 その笑顔にゆっくり眼を閉じる… 次に感じるのは柔らかい感触。 そして海斗くんの温もりだけだった…