「それと、海が自分から携帯番号を教えた女の子は、莉奈が初めてよ」 「本当?」 「ええ」 笑顔の綾子さん。 (どうしよう…凄く嬉しい) 喜びをかみしめていると、綾子さんが車を停車。 そしてクラクションを鳴らす。 クラクションの音に気がついた海斗くんが、車に近づいて来た。 綾子さんが助手席側の窓を開けると、海斗くんは少し屈んで。窓に顔を近づけた。