私がびっくりしていると、そのシャツを私の肩にかける。 「海斗くん」 「男よけ。羽織ってたらいいよ」 「…でも」 「俺が心配なの。だから羽織ってて。 あ、綾姉。まだ踊るのか?」 綾子さんを見る。 「うん」 「即答かよ。じゃあ…」 海斗くんが私の手を掴んで、 「俺が守るから、綾姉は踊ってきな」 と言って、私をその場から連れ出した。