「後の3人はまだ帰って来てないから。 帰って来たら、紹介するわね」 「はい」 子犬を触っていたら、ヒメちゃんが海斗くんの方へ走って行った。 「ヒメは海が大好きなのよ」 海斗くんは屈んで、ヒメちゃんを片手で抱っこ。 そして微笑む。 (いいな。ヒメちゃんになりたい) こっそり思っていたら、海斗くんと眼が合う。 私にもニッコリ微笑んでくれた。 海斗くんの優しい笑顔に、また胸が高鳴った。