「綾子さん」 「どうしたの莉奈?びっくりした顔をして」 「凄い立派な家なんだけど…」 と言って目の前にある、大きな家を見上げる。 「そう?8人も居ると狭いわよ。犬も3匹いるし…」 「犬もいるの?」 「ええ。可愛いの」 「わー見たい」 玄関先で立ったまま会話をしていると、 「何2人して立ってるんだ?」 後ろから聞こえてくる甘い声。 その声を聞いた瞬間、嬉しさが込み上げてきた。