次の日、学校に着いた私は自分の教室に入った。


「はよ〜っす、月野〜」

らい
「あ、おはよう 瀬。」

いちのせ らい
彼、瀬 こと、一ノ瀬 瀬は私の数少ない友達。


「つか、月野。昨日の自己紹介面白すぎだろ...!!」

¨お前だけだぞ、あんな短い自己紹介¨と瀬は言った。


「別に、毎年面白くないじゃん。
一致団結とか古臭すぎて笑える。」


「お前は笑ってないけどな!!」

今年も瀬のツッコミは調子がいいようです。


「...まぁ、確かに今年のクラスは駄目なの引いたよな。」

¨月野がいるから暇はないと思うけど¨

瀬はそう言う。私のどこが面白いのだろうか。

「そういえば、瀬は部活何処に入るの。」

「そこ、はてな付けるからな。
ん〜...俺はサッカーかな。この中学強いし。

月野は?」


「帰宅部。部活しても意味無い。」

「ごめん、聞いた俺が悪かった。」