「そろそろ連絡を取ったほうがいいと思うよ」
「日和からメールが来た」
彼は携帯を差し出した。
そこには日和からのメールで、出店を巡りたいので花火開始後三十分後に待ち合わせをして、わたしのクラスメイトに合流しようと言うものだった。
送信時間は今から五十分ほど前。ちょうど樹が携帯を触っていた時だ。
小梅ちゃんの家についてから送ってきたんだろう。
「日和らしい」
わたしは苦笑いを浮かべると、天を仰ぐ。
「待ち合わせ時刻までここにいる? 花火は見たくないんだっけ?」
樹はわたしの問いかけに頷いた。
もともと強引に連れてこられたようなものだ。せめてわたしと一緒の時だけは彼の気持ちを優先させてあげようと決めたのだ。
「なら、ここにいようか。どこにもいかないから、手、放してもいいよ」
だが、わたしの言葉に反発するように、彼は手に入れる力を強めた。
「花火が嫌なわけじゃない。ただ、千波を他の奴に見せたくない」
「何で?」
「日和からメールが来た」
彼は携帯を差し出した。
そこには日和からのメールで、出店を巡りたいので花火開始後三十分後に待ち合わせをして、わたしのクラスメイトに合流しようと言うものだった。
送信時間は今から五十分ほど前。ちょうど樹が携帯を触っていた時だ。
小梅ちゃんの家についてから送ってきたんだろう。
「日和らしい」
わたしは苦笑いを浮かべると、天を仰ぐ。
「待ち合わせ時刻までここにいる? 花火は見たくないんだっけ?」
樹はわたしの問いかけに頷いた。
もともと強引に連れてこられたようなものだ。せめてわたしと一緒の時だけは彼の気持ちを優先させてあげようと決めたのだ。
「なら、ここにいようか。どこにもいかないから、手、放してもいいよ」
だが、わたしの言葉に反発するように、彼は手に入れる力を強めた。
「花火が嫌なわけじゃない。ただ、千波を他の奴に見せたくない」
「何で?」



