『う……あん…に……ん……?』


ダルい瞼を無理矢理開く。


「ん?朱羽、起きたのか。」


あれ?幻でも見てるのかな……。
なんで、蓮斗が……?


ガバッ!!


『蓮斗!?』


「おわ!いきなり起きんな!!」


『なんで……りお…?』


あれぇ〜?クラクラするぅ……。


「まだ熱あんだから大人しく寝とけよ。
蒼月の方は下がったみたいだけどな?

もう少ししたら下がるから横になっとけ。」


『うん……。』


蓮斗の言う通りにまたベッドに身体を沈める。


「あ!朱羽は起きたんだぁ♪」


『亜蓮……。』


二人共学校は?