『えぇ!?的場 李樹!!??』
「お、おねぇちゃん、素が出てるよぉ!」
は!しまった!
でも、アルバムで映ってた髪の色が違う…。
青髪だったよーな。
しかも、なんで私達の名前を??
『あの…!』
「ここで立ち話もなんですからどうぞ中へ。
話はそれからで構いませんか?」
確かに長くなりそうだと思い、
私達は素直におじゃました。
「うわぁ〜!畳の匂い!!」
『蒼月、うるさい!』
「ご、ごめんなさぁい…!」
中も外観と同じ『和』を感じる空間。
まるで別次元にタイムスリップしたみたいだ。
「こちらへ。」
襖(ふすま)を開けられ、中に入る。
そこには、
『ひ、紘叔父さんと実基叔母さん!!??』
紘叔父さんと実基叔母さん。
そして、超イケメンの人達が居た。



