双姫 Ⅲ



『で、でも!
二人の事を「兄みたい」だと言ってました!
それと、「頼りなさい」とも言ってました!!』


……この二人、分かりやす!!
凹んでたのに顔が笑顔になったんだもん。


「本当か!?」


「朱音が俺らの事をそんなふうに…。」


えっと、喜んで頂けたようで何よりです。


「天空は?元気にしてるか??」


『やっぱり天空とは会ってるんですね?』


次期組長の天空は私達よりも
お母さんとお父さんの知人に会ってる。


羨ましいと言うか…なんかズルい。


「まぁ、朱音と類にあんだけ脅されたらな?

それに…普通に育てたいって気持ちも
分からねぇ訳じゃなかった。」


「必死な顔で「お願いだから!」ってな。
まぁ、その様子じゃ全部聞いたんだろ??」


お母さんとお父さんって周りの人を
すんごい脅して情報を漏らさなかったんだ。

でも、周りに気を使い過ぎて
自分達はボロボロだったけどね(笑)