双姫 Ⅲ



亜蓮、蓮斗side


「おい、亜蓮。」


「ん〜??」


「決めた。絶対、朱羽を俺の女にする。」


「僕も同じ事考えてた♪蒼月を手に入れる!」


幸い、落とす相手が違くて良かった。


「盛り上がってる所悪いんですけど良いですか?」


「あ?」


後ろから声が聞こえて振り返る。


「ここです。」


なんだこのガキ…染めてんのか?
パツキンじゃねぇーか。


「ねぇ、僕?それって染めてる??」


「ううん、父さんの遺伝。」


生まれつきか。
パツキンが元からとかカッケーな。


「お兄さん達って姉ちゃんが好きなの?

遊びだったら僕、許さないからね……??」


……笑ってんのに恐ろしい位怖ぇ。

外見だけじゃなく、類さん二号だろ!!


自分達よりも小さい子供に怯んでしまった。


亜蓮、蓮斗sideEND