双姫 Ⅲ



『あ、予測なんだけど言っても良い?』


「ん?あぁ。」


当たる訳ねぇーしな。


『叔父さんが全部話し終わったとして…。

お父さんが次期組長だったって事は
それなりの実力、
若しくは充分な力があった筈。

『神崎組』が世界一の組なら、
『樺沢組』もかなり強い。

その証拠にここの連中は
お父さんを配下に入れたがってた位だし。』


ほうほう…短時間で良く理解してるな。


理解の早い朱羽に関心する。


『で、やっと会えたのに逃がすなんて
ぜっっっっったいありえないから。』


そんなに強調するなんて
類はどれだけ俺が好きなんだよ(笑)

ホモって設定されてんのか?
発想が怖ぇよ←爆笑


『叔父さんを縛ってる組に
叔父さんの変装して殴り込みに行くに一票。』


「蒼月も一票ぉ〜♪♪」


「僕も!」


満場一致。


…うん、なんとも恐ろしい姪っ子と甥っ子だ。
当てちゃうなんて想像力豊かだな〜アハハ…。