『あの……。じゃあな』 「あ、う、うん」 そこで電話は切れた。 通話時間、3分24秒――。 なんで雄輔が電話してきたのか解らないけれど。 私のこと、色々と思い出してくれたのかな――。 「なんだ。ゆーか。にこにこして」