****************** 食べ終わって家に帰ると 少し沈黙が続く 先に口を開いたのは藤堂くん 「…今日、守りきれなくてごめん」 「…だ、大丈夫だよ! 助けてくれたし それだけで十分!」 「…嘘つくな 恐かっただろ? …恐い思いさせてごめん もっと俺が早く気づいてれば よかったのに」 「気づかなかったのは私 …藤堂くんは悪くないよ」 なるべく明るく言ったつもり だったんだけど 体は正直なもので