性悪王子と秘密の同居


そういって藤堂くんと青石くんは

1000円ずつ払ってしまった

「寧々ちゃんには小さい頃から

お世話になってるし!」

「…橘にはいつも家でお世話になってるし」

という理由で奢られてしまった私たち

「ほ、ほんとにいいの?」

「羽音

男には男のプライドってものがあるのよ」

という寧々ちゃんの言葉で

奢られるのは決定したようだ

「じゃあお願いしますッ

早速中見よっ(*´▽`*)」

「えぇ

いきましょ」