性悪王子と秘密の同居


…するとそこはモノトーンでまとめられた部屋になっていた

「えっ!?

嘘‼

昨日までただの物置部屋だったのに‼」

おかあさんめ、こんなやつに金かける必要なんてないのよ‼

と一人で心の中で反論してると

「悪かったな、こんなやつで」

「えっ!?」

なんで考えてることがわかるのよ‼

と思ってると

「だってお前心の声駄々漏れだし」

といって部屋に入っていく

その顔は心なしか嬉しそうだ

人が嬉しそうなのを見ると

自然と私もどんな相手だろうと

笑顔になれる(*´▽`*)

だから私は笑顔で

「この部屋気にいったの?」

と聞いてみた

彼は

「レ,レイアウトが気に入ったんだよ」

となぜか言葉につまる藤堂くん

私は不思議に思いながらも

次の紹介に行くことにした

…彼が照れていることも知らずに