やっぱり寧々ちゃんは優しい

ありがとう、の気持ちを込めて

私はギューッと抱きつく

「もう、甘えん坊さん」

よしよし撫でてくれる手が

優しすぎて眠くなってきた…

「ん~…」

「羽音、眠いの?

昼休みあと10分あるから

終わったら起こすわね」

その言葉を聞いた瞬間

私の意識は遠退いた…