「んーと…

あ、その人といるとね

たまにドキッてすることはある!

なんか急に普段は味わらないような

感じのドキドキ

これってなぁに?」

「それは自分でもなんとなく

わかってるんじゃない?」

自分でもわかってる、かぁ

確かにこれはなんなのかが

わからなくもない

でも…認めてしまったら

もう後戻りできない気がする

そんな私の様子を見かねてか

「羽音は自分のペースで

考えればいいのよ

ただ、気持ちが固まったら

私にも教えてね?」

「うん!」