わたしの甘々スクールライフ!




〜奏也side〜



ふふっ♪ななみんが混乱してるのがよくわかるなぁ。



ほんと、いちいち反応がかわいいからからかいたくなっちゃうんだよね♪



けど、実は勉強が出来たという僕のギャップにななみんもときめいてくれてる…はず!



僕だって、けんちゃんには負けてられないからね!



〜七海side〜



最近ダメだ。



祐のことも考えなきゃいけないし、賢人のことも気になるし、奏也もよくわかんなくて困ってるし。



このまま夏休みに入るなんて!



「…とまあ、こんな感じでいきたいと思います」



はっ!そうだった。今は文化祭について話し合ってるんだ!



また考え事してた…。



「で、主役なんですが、私は高橋くんがいいと思います!」



え!?奏也が主役!?



「賛成ー!」「高橋似合いそうだよな!」



「えぇー僕?」



「いいじゃん!奏也やりなよ!私も手伝うし!」



なんか面白そうだし♪



「んーななみんがそう言うなら…」



「やった!じゃあ主役は高橋くん!相手役は誰がいい?」




相手役?




「僕が決めていいの?じゃあななみん!」



「え、私?まあいいけど…」



「ほんと!?じゃあ王子は高橋くんで姫は石川さんね!」



はい!?王子!?姫!?!?



「奏也!どんな話やるの!?」



「ななみんやっぱり聞いてなかったんだー?ラブコメだってさ!楽しみだね♪」


ラブ…コメ…?



それを奏也とやるっていうの!?



なんで確認もせずに了解しちゃったの私…。



「2人ともがんばれよ?俺は裏方で支えてやるからな」



賢人はこの状況が楽しいようで笑みを浮かべている。



なんか悔しい!



「じゃあ役がある人は夏休み中に練習あるのでセリフ覚えてきてください!」