小さな恋、大きな恋。

今日は席替えの日。

みんながクジを引いて、番号の所に座っていく。

私は窓側から2列目の、前から3番目。

遥ちゃんは、私の隣の列の1番後ろ。

私の隣は誰かなぁ?

ドキドキしながら待っていたら。

右隣は、理沙さんだった。

同じ年なのに、とってもスタイルが良くて美人さん。

いつも皐月君達と一緒にいる。

皐月君の隣にいると、素敵な美男美女カップルに見えて、羨ましかった。

また私がジィーッと見ていると。

「なに?」
と話しかけられて、ハッとした。

また、やっちゃた‼

あわあわしながら、
「ご……ごめんなさい‼あんまり綺麗だから、つい見とれちゃって……‼」
真っ赤になってウルウルしながら、見上げて謝ると。

「これか!」
と呟かれた後に、笑われてしまった。

「あの……?」
ウルウルしながら、首を傾げると。

「ぐはっ、ヤバイ破壊力!」
言われたかと思うと、ギューッと抱きつかれた。

あ……あの‼
理沙さんの豊かな胸が、がっつり当たってますが!

あわあわオロオロしていると。

「皇の言ってた事が分かった!マジやばい!」
皐月君??

急に皐月君の名前が出て、ドキッとした。

やっぱり仲良しなんだ……。

ズーン……と落ち込んでると。

「離れろよ、佐藤。」
頭上から低い声。