天然美少女は女総長!?


『はぁ、今何時?』



龍「えっとねー。8:10だよ!」



『は?学校何時から?』



龍「8:25から」



ここから学校まで15分だから・・・



『急がなきゃ!!遅刻する!!』



『行ってきます!!』



父、母「「行ってらっしゃい。」」



響「あ、おい!置いてくなー!」



『あ!響兄!』



響「ん?」



『口が裂けても薫とは呼ばないでね?



てか、話しかけないでね?』



響「え!?な、なんで?」



『偽名、吉田アリサにするし、



龍兄と兄妹ってことはバレてもいいけど、



そしたら響兄とも兄妹ってバレちゃうじゃん?



しかも、ほかの族に狙われたくないから。



わかった?』



響「わ、わかった。」



『なら先に行ってね。



龍兄ぃ!バイバイ!』



龍「あぁ、じゃぁな!」



響「薫!俺には!?」



『さよーならー』



響「ひ、酷い!!」



龍「おい!バシンッ行くぞ!」



響「お、おう。」



-ブロロロロロロロ



フゥー。響兄ぃは過保護すぎて疲れる。



てか、龍兄ぃが上の方がいいと思う。



まぁどうでもいいや。



遅刻するから行こー。