それでも。
今のままじゃダメだって
教えてもらったから。
もう何年も隠してきたことだけど、
リクには。
リクになら、言おう。
言える気がする。
「あのね、リク。
今まで秘密にしていてごめんね。」
リクは優しくうん、と頷いた。
「ホントはね、ハルが好きなの。
………リクも好きだよ?
けど、恋愛対象としての
好きのカタチじゃないの。」
「知ってる。」
リクはどこか寂しそうな、
でも………
昔から知ってたみたいな感じで答えた。
「ひのりは気づいてないと思うけどさ。
オレは昔からひのりが好きだった。」
…………………え?
リクが私を好き?
いつもからかってくるくせに?
「いつもからかってるじゃん。」
「それは……。
気を引きたかったから。」
ありえない、ありえないよ…………。
バカでしょ。
私ってば、絶対傷付けたよね。

