みつばの奇跡~1st Clover~『✡*完*✡』


それでも。

今のままじゃダメだって
教えてもらったから。





もう何年も隠してきたことだけど、

リクには。


リクになら、言おう。

言える気がする。





「あのね、リク。
今まで秘密にしていてごめんね。」



リクは優しくうん、と頷いた。



「ホントはね、ハルが好きなの。
………リクも好きだよ?
けど、恋愛対象としての
好きのカタチじゃないの。」


「知ってる。」



リクはどこか寂しそうな、


でも………
昔から知ってたみたいな感じで答えた。



「ひのりは気づいてないと思うけどさ。
オレは昔からひのりが好きだった。」





…………………え?

リクが私を好き?



いつもからかってくるくせに?



「いつもからかってるじゃん。」


「それは……。
気を引きたかったから。」



ありえない、ありえないよ…………。


バカでしょ。
私ってば、絶対傷付けたよね。