なんと、そこにいるのは
「梨句様!?遥灯様!?
な、なぜここに……………!」
そう。ハルとリクだった。
御澱さん達がすっっごい慌ててる。
自分の憧れの人に、醜い姿を見られて。
……かわいそ。
「てめぇらこそ何してんだよ?」
リクはすっごくキレてた。
顔を真っ赤にして。
「あ?
……………答えろよ!」
―ガンっ
扉を拳で殴る音。
そこまでキレてくれるなんて………。
じーん。ときた。
リクは一見無愛想だけど。
本当は、
……本当は誰よりも優しい奴なんだよね。
知ってるよ。
……知ってる。
ハルは誰にでも優しいけど。
リクとか私には特別優しい気がするの。
恋愛とかじゃなくって。
友情?みたいな。
なんか、
心の底から湧いてくる暖かいもの。
鎖で繋がってて、
離れていても切れない強力な鎖。

