みつばの奇跡~1st Clover~『✡*完*✡』



「……お前なぁ……………
「リクー!ご飯よーー!!」


リクがなにか言いかけた。




「ひのちゃーん!居るんでしょー?
ご飯食べていきなよー!!」


「はーい!」



リクはそれきり無言。

「リク?ご飯食べに行こう?」




「あ、…あぁ。」

どこか虚ろな様子。



―ダダダダダダっ



「やっと来たわね〜?
……ピアノの練習なの?お疲れ様。」



「うん、ピアノの練習だったの。
わぁ!カレーだぁ!
ありがと、舞花おばちゃん!」


うふふ、と舞花おばちゃんは笑った。


舞花おばちゃんは、リクのお母さん。


年より若く見えてお料理もすっっっごく
おいしいの!


しかも、なんか………かわいい。




………………負けたな。

年齢は年下なのに………。




「よかったら」





「よかったら陽菜と雅貴も呼んだら?
2人の分、つくってあるから〜!」


「え〜、ほんと〜~!?
うれしい!!今から呼ぶね!」





私はケータイを開いて
お母さんにメールする。


そしたらすぐ返信がきて、
今から2人で食べにくるらしい。