私は普通に座っていられなくなり、楽になりたくて横になろうとした時に声が聞こえた。 確かに、「ハルキ」って。 誰かが私を呼んでる。 「…だ、れ」 見たこともない顔、聞いたこともない声。 なのに何故か懐かしい。 「好きだ、ハルキっ…」 そう言って私に向かって手を伸ばすから、反動で私も手を伸ばす。 そして涙が、一気に溢れる。