「チッ…いいからこい!!一言でも喋ってみろ。お前達の心臓をぶっ刺してやる!!」 「…っ!」 あたしは恐怖で声が全くでなかった。 その男は、包丁をあたし達の心臓付近に交互に当ててきたのだ。 「騒いだらこれをぶっ刺すからな…」