3度目の恋も君を好きになる。

「チッ…いいからこい!!一言でも喋ってみろ。お前達の心臓をぶっ刺してやる!!」

「…っ!」

あたしは恐怖で声が全くでなかった。

その男は、包丁をあたし達の心臓付近に交互に当ててきたのだ。

「騒いだらこれをぶっ刺すからな…」