え、あたし何されるの?



と思った瞬間には学園長先生はすでに呪文を言わずに杖を振っていて



あたしは一瞬にして自分の姿が変わった。



「わあー!すごい!翔斗さんと一緒だ」



あたしの着ていた制服は、この学校の制服に変わっていて、リボンもネクタイに変わっている。



それに制服の上にはあの黒いローブまで……。



あたしは腕を広げたりしながら、自分の姿をまじまじと見る。



「これは私からのプレゼントだ。あの制服でもいいが、それだとここでは目立つからね。



制服は部屋に置いてあるから、帰るときまで大事にしまっておきな」