「…俺の質問に答えて。教えて欲しいの?」


先生に操られてる感じがする…。


「教えて…欲しいです。」


顔が赤らんでくる。


「どうしたの?真っ赤な顔して…」


「先生のせいですよ!いいから早く教えて下さい!」


抱きしめられている先生の手に、力がこもる。


「千音、昨日あのまま寝ちゃって、さすがに春だって言ってもまだ肌寒いじゃん。だから俺のベッドに連れてきたってわけ。」


「何で先生のベッドなんですか?」


「それ以外ベッドとか、布団無いもん。」


てことは…。


「私、もしかしてこれから先生と一緒に寝るって事ですか!?」


先生がにっこりと微笑む。


「そゆこと。」