ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

放課後。



「誰かメジャー持って来て!」


「こっち人足りない!」


指定された教室に春空と向かうと、そこは想像以上の慌しさだった。


「俺らはどないしたらええん?」


「私に訊かないで。」


誰かに声をかけるのも憚られる状況だからね。


「あ、もしかして採寸?」


衣装班リーダーの子に声をかけられた。


「うん。どこに行けばいいかな?」


「一応隣の教室行っててくれる?そこに月丘先生いるから暇潰してて。空いたら呼ぶね。」


先生と暇を潰してろと。


誰だそんな事を提案したのは。


「分かった。」


私が答えるより先に、春空が口を開いて私の腕を引っ張っていった。