「白、やだ死んじゃやだやだ…。」 何でこんなときにそんな事言うの? もっとずっと前に、その言葉を聞きたかったよ。 (欲しいなんて、何で今…、) 彼はもう助からない。 私の大好きな人は逝ってしまう。 欲しいと言うのなら、最後に、 最後だけでもあなたに私をあげれたら。 私は震える手を白の頬に添えながら、ゆっくりと顔を近付けた。