神恋~水神様に恋をした~



(でも、もう白死んじゃう…、)


「雪、無事で何よりだ。」


苦しそうな声で私を呼ぶ彼から剣を抜く。

口から鮮血を流し苦しんでも尚、私を心配する彼は冷静で静かだった。


いつの時だって、彼はそうだった。

出会った最初の頃から何一つ変わってなどいない。

無感情な瞳は何を考えているのか分からないし、

冷たい態度をとるのに、たまに優しくしてくる。ペースを乱されてしまう。