「良いよ、雪ちゃん。お利口さんだねぇ。」 ケラケラ笑う黒狐はかなり楽しんでいる様子だ。 「雪、俺を斬るか?」 (何でそんな事聞くの?) まるで、今から私に斬られますみたいな言い方じゃない。 何も言わない私の目からは赤い血の涙が流れる。