もう、自分が自分じゃないみたい。 そりゃそうだ、術をかけられている私は黒狐の命令に従う言わばお人形さん。 頭ではイヤだと、聞きたくないと分かっていても、体が言うことを聞いてくれない。 「術をかけて満足か? しかし、術で操れるからと言って雪を自分のものに出来るわけではない。 それを知りながらも術に頼るとは、知性も無ければ判断力すらも今のお前には無いようだな?」