神恋~水神様に恋をした~



俺は、君をいつか食してやると狙いを定めていた。


だけど、君に恋をしてからと言うものの、君を食すのが嫌になってね。


だけど、俺の“黒狐”としての本能と恋の気持ちは正反対が故に、俺のそんな思いは通じてはくれないもんでさ。


君をいつか食さなければいけない。
だから今も、俺の体は君を食せと催促してる。