ならいっその事、俺を嫌いになってもらおうかと思って君の記憶から俺を消した。 でも、意味なんかなくてさ。 やっぱり嫌われるのはちょっと傷付くかなーってね。 よく俺は、黒狐になってしまった事を後悔するんだ。 闇の者にならなければ、雪ちゃんと堂々と遊べるし、一緒にいられるのにって。