いつもより甘めな性格の白は、素直に自分の気持ちをぶつけてくれる。


ずっと白の傍にいられたら、


いつかはお嫁さんになれたらな、と密かに思う。


だけど、まだ言ってはいけないような気がする。


それに、何だか妖怪への嫁入りは人間のような簡単な事でもないような。



もしかしたら、私に備わっている水の力が時期ではないと教えてくれているのかも知れない。


そんな事を考えながら、いつもより気持ちの良い眠りについた。