「あ!あなたが雪ちゃんですか?」 私に気が付いた彼女が私に近付いてくる。 くりくりした目は愛嬌を感じさせる。 やっぱり妹って感じがする。 「私のために鏡を探してくれてありがとう! あんなに辛かったのにもう元気! よろしくね!私はカエデ!」 握手を求めるカエデちゃんの名前はとても素敵だ。 紅葉のカエデ、か。上品だなぁ。 「白さん!これで毎日会えますね!」