優しい水の流れを連想させる綺麗なこの声は一体、どこから聞こえてくるものなんだろうか。
これは、山鳥で例えた人間の恋の詩。
夜になると、雄と雌が離れて寝るといわれる山鳥。
その山鳥の長く垂れ下がった尾のように、こんなにも長い長い夜を
今夜もまた、想い人と離れてひと り寂しく寝るのだろうか。
と言う純粋に好きだと、離れたくないと、一緒にいたいと、
思う気持ちが込められたこの詩は、何だか切なく愛のある詩。
恋の詩を詠むと言う事は、声の主である妖怪は誰かに恋でもしているのだろうか。
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