俺は凛を追いかけた。



「くるな!」

「正直に吐け!」

「やだ!」

「うお!」



枕を投げつけられた。
それを見事に顔で受け止めた俺。

ピキ、と怒りのスイッチが入る。



「なにすんの。」

「ひぃっ!」

「ふざけんなよ?」

「うおおお!」



今度は俺が凛に枕を投げつけた。
俺と同様に顔で受け止めた凛。

その隙を見計らって凛の腕を掴んだ。