俺の彼女




「城ヶ崎さん酷い…。」
「ありえないよ。」
「マジで引くわ。」
「黒崎さんに謝れよ。」
「………謝れよ。」



周りのみんなは城ヶ崎に批判を放つ。
この場にはもう城ヶ崎の味方はいなかった。



「ほら。もう諦めなよ。」

「な、な、なんで……。」

「まだわからないわけ?」



洋介の後ろに隠れていた凛は顔を出す。
そして洋介の目の前に移ると城ヶ崎の頬を思い切り、ビンタをしたんだ。


バッッッッチン!と響く音。


すげぇ強さだなおい。




「目を覚ましなよ!もうお前の味方なんていないんだよ!」

「っ、」

「黒崎さんに謝れ。さもないとまた殴る。」

「ちょ、理不尽じゃない!?」

「お前のいま真野でやり方の方が理不尽だわボケ。」

「……………。」





急にだまりこむ城ヶ崎。
そして悔しそうに顔を歪めると棒立ちしてる黒崎さんの目の前に向かう。



怯む黒崎さん。
無理もない。
だって今までにあんな酷い事をされてきたんだから。