誰もがどうしようもないと思った時だった。
彼女、凛は……思ってもない行動に移った。
「そんなにその机が素敵だと思うの?」
「ええ。私はそう思うわ。」
「ふぅ〜〜ん。そう。」
ぎろりと城ヶ崎を睨んだ凛はポケットからマジックを取り出すと、城ヶ崎たちを潜り抜ける。
「ちょっとそこの君!」
「お、俺?」
「そう!あの女の席どこ?」
「あそこだけど…。」
「あれだね。サンキュー。」
クラスの1人が城ヶ崎の机を教えると、凛は真顔のまま、黒崎さんと同様に、たくさんの落書きをしていく。
それに俺たちはあっけに取られた。
だって…こんな真似するなんてさ。
なんてゆう性格してんの。

