黒崎さんが席に着こうとした時、城ヶ崎の取り巻きがわざと椅子を引いた。 黒崎さんは予想通り派手に転ぶ。 それを見た周りの奴らは馬鹿にしたように笑った。 「ダッサ。」 「椅子にも座れないの?」 「てかこのクラスにいらなくない?」 「言えてるぅ〜〜!あははは!」 「ッ、」 唇を噛み締めて、そして必死に涙を堪える黒崎さん。 もう見てらんない。 洋介を連れてトイレに誘おうとした時………廊下から物凄い音を立てて、凛はやってきたんだ。 忘れもしないあの日のこと。 正直………見直した。