「でもそんな凛の相手ができんのは洋介しかいないよな。俺にはぜってぇにむり。」
「逆にこんなきつい女を相手にできるのは隆二しかいないよね。あははは!!」
「………嬉しいのか嬉しくないのかわからないわ。」
「珠美に同じく。」
隆二と凛はおかしそうにケラケラと笑いながら机に置いてあるみかんを食べた。
因みに母さんの仕送りだ。
「凛ってさ、なんか人と違うんだよな。」
「なにそれ。あたしも人間だよ。」
「それ分かる!!アレだよ!例えるなら………子供?」
「言い出したら曲げない、イタズラ大好きなところだよね?」
「そうそう!やっぱ洋介が1番分かってるわ!」
「子供って…だからあたしは一応みんなと同い年なわけなんだけど。」
「まあまあ。つうか久しぶりに昔話とかしない?」
「俺はあんまり思い出したくないけど。」
「高校のときの洋介は散々凛に振り回されてたからな!」
楽しそうに笑う隆二は昔話を語り出した。

