バチバチと火花が散る。
お互いに負けず嫌いな為、こうゆう争い事には燃えるタイプ。


だから手が痛くなるまで張り合っていた。
そんなときマンションのチャイムが鳴る。




「出てよ洋介。」

「ハイハイ。」




俺もプレイ中だけどここは折れよう。
中断した俺は訪問者を検討する。




「どちらさま?」

「やあ久しぶり。」

「まだ凛と続いてる?」

「……………わあお。」




訪問者は高校のときの友達の隆二と珠美だった。
訪ねてくるなら前もって連絡してほしい。