記念日。

言葉にならなくって、
目を開けることが出来なくて…
ただ朔にぎゅっと抱きついた。



「…美波?まぁいいや、おやすみ」



あたしをぎゅっと抱き締めてくれた朔から、



しばらくすると規則正しい息遣いが聞こえた。