春風が吹くなか、僕は君を見つけた。




先生にばれないように振り返ると春馬がニコニコ笑っている。



人の気も知らないで.....


私はこれからどんな恥ずかしい思いをしながら生活をしなきゃいけないのか。



春馬はニコニコしながら口を動かした。


声は出ていない。口パクだ。



私は、言っていることが理解できて、また顔が赤くなった。







『す・き』







この人は私をドキドキさせる天才だと思う。






       番外編end