「桜は俺の彼女です。誰にも渡さない。」 え..... クラスから黄色い声が聞こえた。 「ちょ、春馬なんで.....」 みんながまた違う意味で騒がしくなってるなか、春馬腕から解放された私は、赤い顔で春馬を睨んだ。 「悪い虫がいっぱいいてめんどくさいでしょ?桜は俺のもの。」 いたって真剣な春馬の言葉にまた顔が熱くなる。 そこで先生が来て人が少なくなった。 私も席に座る。 先生が話をしているなか、斜め後ろにいる春馬に肩を叩かれた。